覆面調査は、まず調査企画を立案し、調査目的や対象店舗を明確にすることから始まります。その後に調査員を選定して実際の調査を実施、調査後はレポートでフィードバックを受けて終了となります。ここでは、覆面調査の大まかな流れと、各段階でどのようなこと行っていくか、その内容をご説明します。
覆面調査の基本的な流れだけでなく、各工程での重要ポイントや活用方法にも注目しながら読むことで、効果的な調査実施と改善につなげるためのポイントがより明確になります。
まずは覆面調査を行う目的、抽出したい課題を明確にし、調査の企画を立案します。さらに調査対象とする店舗やその数、調査エリア、実施期間や時間帯といった、調査内容を具体的に決めていきましょう。この準備を怠ると、ただ漠然と情報が集まるだけで意味のない調査になってしまいます。
また、「店舗スタッフの接客に問題があるかもしれない」「サービスの品質が低下していそう」といった仮説を立てておくと、企画の設計がスムーズになります。
覆面調査の企画が決まったら、取り扱うサービスや商品のターゲットに近い調査員や、専門家の調査員を選定します。たとえばパンケーキ専門店であれば20~30代の女性、ファミリーレストランであれば子連れの主婦などを採用する、といった形です。
選定が完了したら対象の店舗に調査員が出向き、決められた調査項目に沿ってチェックを行います。調査項目は「スタッフの接客レベル」「店内の衛生面」など、目的に応じて分類。実施後は、調査員による報告書が提出されます。
調査後は、調査員から提出された報告書を調査会社が集計。最初に決められた覆面調査の企画内容・目的に沿ってデータがまとめられ、依頼主である企業・事業主などにレポートとしてフィードバックされます。
依頼主は、フィードバックされた内容をもとに自社の商品・接客・サービス内容の課題を分析。サービス面に課題がある場合は接客研修を行うなど、課題の改善に活用することができます。
覆面調査を行う会社によって多少の違いはありますが、大まかな流れは以上のようになります。覆面調査の品質は「誰が調査するか」によって変わってくるため、依頼をする際は調査員の質についてチェックしておくようにしましょう。
また、覆面調査会社の中には調査結果だけでなく、課題に合わせた研修・サポートを実施しているところもあります。調査結果を有効活用するためにも、こうしたサポート体制についてもチェックしておくことをおすすめします。
A. 調査目的の設定と企画立案から始まり、調査員の選定、実施、結果の分析・フィードバックという流れで進みます。各工程を丁寧に行うことが成果につながります。
A. 調査目的や課題を明確にし、対象店舗やエリア、実施期間などを具体的に設定することが重要です。事前設計が不十分だと、有効な結果を得られない可能性があります。
A. 商品やサービスのターゲット層に近い属性の調査員が選定されます。顧客に近い視点で評価を行うことで、より実態に即した結果を得ることができます。
A. レポートとしてまとめられた結果をもとに課題を分析し、接客研修やサービス改善などに活用されます。具体的な改善施策に落とし込むことが重要です。
A. 調査員の質を重視し、信頼性の高いデータを得ることが重要です。また、調査後の分析や改善支援まで含めて対応できる会社を選ぶことで、より高い効果が期待できます。
覆面調査の効果を最大限発揮するには、課題に即した覆面調査会社を選ぶ必要があります。
以下では課題やお悩み別に、おすすめの覆面調査会社をご紹介します。各調査会社の強みや特徴を知り、より有意義な覆面調査を進めていきましょう。



【選定条件】
Googleで「覆面調査会社」と検索し(2024年3月25日調査時点)、検索結果全ぺージに表示された会社の公式HP45社を調査。そのうち商業施設の覆面調査実績が公式HPに掲載されている14社のうち、以下の条件で選定しています。
・クリエイティブアルファ...調査した14社のうち唯一、現役講師がCX基準での覆面調査を実施しており、調査後に研修を行える会社
・クロス・マーケティング...調査した14社のうち最も調査項目が多く、覆面調査以外に店内動線調査や視線計測サービスも行い、店舗改善に役立つマーケティングリサーチ会社
・ファンくる...調査した14社のうち最も一般消費者の登録者数が多く※(2024年3月25日調査時点で140万人)、ターゲット層に近いモニター員をアサインしてもらいやすい会社