来客数を増やすため、口コミを参考に店舗改善を図る方は多いでしょう。しかし、口コミだけでは本当の課題は見えません。本記事では、口コミの活用法と覆面調査との比較について解説します。
Googleなどの口コミは店舗経営における重要な参考資料となります。
その理由は、店舗の強みや改善点を発見するための有効な手段として活用できるからです。店舗経営者の約8割が口コミを気にしており、消費者にとっても利用判断の基準となっています。
具体的には、ポジティブな口コミから「丁寧な接客」などの自店舗の強みを把握し、ネガティブな口コミから「商品が見づらい」といった改善点を抽出します。また、課題に対してレイアウト変更などの改善施策を行った後、実際に良い口コミが増えたかどうかで効果検証を行うことも可能です。
一方で、Googleの口コミだけでは正確な店舗の実態を把握しきれないケースがあります。
なぜなら、口コミには低評価が集まりやすい構造的な理由が存在するからです。
口コミが偏りやすい主な理由は以下の通りです。
このように、口コミは不満を持つ一部の声が目立ちやすいため、口コミ情報のみを鵜呑みにせず、事実確認を行う判断基準を持つことが重要です。
Googleの口コミで補えない客観的な店舗の問題点を把握するためには、覆面調査の依頼が効果的です。
覆面調査とは、一般客に成りすました調査員が来店し、接客態度や清潔感などを評価する手法であり、スタッフの「素の状態」を確認できるからです。
口コミの多くはスタッフの接客態度や店舗の雰囲気などについて投稿されますが、覆面調査では商品の理解度や陳列状況・在庫状況・POPなどの設置状況・販促キャンペーンでの売上の効果など、詳細に調べてくれます。
より細かく、客観的な評価基準が得られる覆面調査は、一部の人の視点に偏りがちの口コミに比べ、店舗経営における参考としやすいのです。
売上が長年ゆるやかに下がっている店舗や、アンケート結果は悪くないのにリピート率が低い店舗は、覆面調査の導入を検討すべきタイミングといえます。自社の評価と実際の顧客体験にギャップが生じている可能性があるため、調査によって問題点を把握することもできるでしょう。
覆面調査を依頼し、その結果を現場の改善に活かすことで、店舗経営に好循環をもたらすことができます。
調査によって明らかになった課題を改善すれば、顧客の体験価値が高まり、結果的にリピート率や良い口コミの向上に直結するのです。
覆面調査による改善と再調査のサイクルを回し、良い口コミが自然と集まる選ばれる店舗づくりを目指しましょう。
覆面調査の効果を最大限発揮するには、課題に即した覆面調査会社を選ぶ必要があります。
以下では課題やお悩み別に、おすすめの覆面調査会社をご紹介します。各調査会社の強みや特徴を知り、より有意義な覆面調査を進めていきましょう。



【選定条件】
Googleで「覆面調査会社」と検索し(2024年3月25日調査時点)、検索結果全ぺージに表示された会社の公式HP45社を調査。そのうち商業施設の覆面調査実績が公式HPに掲載されている14社のうち、以下の条件で選定しています。
・クリエイティブアルファ...調査した14社のうち唯一、現役講師がCX基準での覆面調査を実施しており、調査後に研修を行える会社
・クロス・マーケティング...調査した14社のうち最も調査項目が多く、覆面調査以外に店内動線調査や視線計測サービスも行い、店舗改善に役立つマーケティングリサーチ会社
・ファンくる...調査した14社のうち最も一般消費者の登録者数が多く※(2024年3月25日調査時点で140万人)、ターゲット層に近いモニター員をアサインしてもらいやすい会社